医院運営に欠かせない、人材。
先生の医院では、人材を満足に確保できていますか?
採用が、むずかしい
歯科衛生士の有効求人倍率は、2021年時点で22.6倍というデータがあります。この数字は、20軒の歯科医院のうち、たった1人の歯科衛生士しか採用できないという状態を表しています。
近頃では、コロナの終息とともに、各業界で人材確保への動きが活発になってきました。少子高齢化が進み、労働人口も減少しつづけている昨今、採用の現場では売り手市場となっています。
歯科衛生士に限らず、採用したくてもすぐ採用できるとは限らないのが、2024年の日本なのです。
通常業務に加えて採用活動まで! どうすればいい?
歯科医院を健全に運営するには、当然、今いる患者さんを大切にしなければなりませんよね。
診療の質を下げることは、即、患者さん離れにつながる恐れがあります。診療の質を維持することは、最重要課題です。それだけでも充分に大変なことなのに、新人の採用業務が加わるなんて……!
院長先生、毎日の業務を順調にこなしながら、限られた時間で良い人材を確保する自信はありますか?
できることなら、最小限の労力で、採用活動を行いたいですよね。
転職サイトの利用を検討
良い人を採用するためには、まず、求人していることを求職者に知ってもらわなければ始まりません。
- 真剣に転職活動をしている
- 現時点では就業中だけれども、転職を視野に入れて情報収集している
- ハローワークに行くほどではないけれど、手軽に転職情報を見てみたい
そんな人たちの目にも止まりやすいのが、転職サイトの魅力です。そのため、もうすでに転職サイトなどを利用されている院長先生も多いのではないでしょうか。
転職サイトに情報を掲載するためには、費用がかかります。願わくば、たくさんの人に見てもらえて、良い人材と出会えるサイトを利用したいですよね。
採用したい人材像を女性と想定しているなら、「とらばーゆ」を検討してみてはいかがでしょうか。

とらばーゆの特徴
とらばーゆは、リクルート社が1980年に創刊した、女性のための転職情報メディアです。44年の歴史があり、その間、時代の変化と共に女性の働きたいニーズも変化してきました。その変化に合わせて進化してきた、女性の多い業種に強みがあるメディアです。
女性の転職・就職をサポートする㈱リクルートのサイト
とらばーゆでは、事務職から看護などの専門職まで、幅広い職種を取り扱っています。最近では、専門職専用のサイトも生まれました。
女性ならではのライフステージの悩みに向き合ったコンテンツも多数あり、単なる転職情報の提供の枠を超え、働く女性の現実に寄り添う姿勢が読者の信頼度を高めています。
想定ターゲットと出会いやすくなる、工夫のある検索条件
とらばーゆ公式サイトによると、利用者の5割が34歳以下でした(2023年9月時点)。
これは、結婚や出産などによるライフステージの変化が大きい世代と重なります。生活の変化に合わせて働き方を変えようとする利用者が多様な検索軸で転職情報を探せることで、ターゲットとなる利用者に見てもらいやすいのが魅力です。
例えば、勤務地だけで検索した場合、多様な職種が提示されます。そこで未経験応募可能となると、キャリアチェンジする人も転職先の候補として見ることができます。
医療以外にも、多業種の掲載がある
とらばーゆは、女性の多い職種がメインのサイトなので、医療系以外にも接客や販売、営業や事務など、多岐に渡る採用情報が掲載されることに強みがあります。専門職で検索をしたい人向けの専用サイトも用意されているため、有資格者向けの訴求をすることもできますが、業種にこだわらない、幅広い視点で職探しをする人に出会えることも魅力のひとつです。

院長先生にとってのメリット
多種多様な転職サイトがある現在、とらばーゆに募集記事を掲載するメリットを考えてみましょう。
院長先生が新しい人材と出会うために、思考を整理する参考にしていただければ幸いです。
近隣地域在住者をターゲットにできる
とらばーゆは、勤務地を検索条件に入れるだけでも検索可能なサイトです。医院の近隣地域居住者へリーチしやすいのも魅力の一つです。
例えば、「家の近くで働きたい、業種はこだわらない」という求職者なら、募集記事の書き方次第で、歯科を候補にしてこなかった人でも採用のターゲットにすることが可能です。
気軽に応募できる印象づけで、応募者数の増加を見込める
院長先生の採用条件が許すなら、募集要項に「未経験可能」と記載するのも、応募者確保のためには有効です。キャリアチェンジを考えている転職希望者と出会いやすくなるため、応募者数の増加を見込めます。
他業種より好条件を提示することで応募者増加
医療系以外で働いてきた転職希望者にとっては、歯科は給与面で好条件を提示しやすいのではないでしょうか。同業種でも企業によって給与水準は異なるとはいえ、平均すると、一般事務よりも医療系の給与額の方が高い傾向があります。
とらばーゆなら同一地域の他業種と給与比較することがカンタンです。先生の医院の求人を、魅力ある情報として好意的に見てもらうことができるでしょう。
他業種ならではの接遇スキルを生かしてもらって売上アップも
幅広い業種を取り扱っているということは、接客や販売・営業などの経験を積んだ方が歯科業界(歯科助手・受付)へ転職してくる可能性もあります。
接遇に力を入れていたり、患者さんとのカウンセリングによって自費診療などの売上を伸ばしている医院にとっては、前職の経験が強みとなることが期待できます。

院長先生にとってのデメリット
どんな媒体でも、メリットになることもあれば、デメリットになることもあります。
ここでは、とらばーゆに掲載するデメリットについておさえておきましょう。
未経験者の場合、求めるスキルの確保は難しいケースも
とらばーゆは、女性の転職者をターゲットにした、幅広い業種の転職情報を掲載している媒体です。医療系に特化したサイト部分もありますが、媒体そのものは、医療特化型の媒体ではありません。そのため、歯科未経験の応募者が多くなる傾向があることを心得ておきましょう。
ただし、この点に関しては、採用後に医院で研修・教育すれば解消できる問題ではないでしょうか。採用後の育成期間を多めに見積もることで対応可能でしょう。
歯科衛生士よりも、歯科助手・受付採用のためと心得る
歯科衛生士の採用なら専用の転職サイトが他にあることから、とらばーゆでは、専門職よりも受付や歯科助手の採用のためと割り切っておくとよいでしょう。
歯科衛生士のみの採用であれば、他の媒体を利用することで、効率の良い採用活動ができるはずです。
歯科業界以外で働いてきた人と働くことを心得て
院長先生は、歯科医師となるために若い頃から努力され、それ相応の矜持をお持ちかと思います。しかし採用に応募してくる人は、全ての人が歯科で働くことを長年夢見てきたわけではありません。歯科に対する熱量の差があることを理解しておきましょう。
採用後に、歯科で働く意識のすり合わせができるようにコミュニケーションを取ると良いのではないでしょうか。
逆に、他業種で働いてきた人ならではの視点で、医院運営をより良いものにしてもらえるかもしれません!
まとめ
ここまで、とらばーゆに求人情報を掲載することについて考察してきましたが、参考になることはありましたでしょうか。先生の医院運営を支えてくれる人材と出会うヒントになれば幸いです。
転職サイト大手の安心感がある
リクルートは、1960年から人材サービスを始めた会社です。
日本で半世紀以上、情報で人と人をつなぐ活動をしてきた企業です。リクルートという大手の企業が40年以上運営し続けてきたという歴史と実績。とらばーゆは、これからも良い転職サイトであるためのサービスを得られそうな安心感があります。
採用後は歯科特有の業態を共有するため人材育成が必要
共に働く人がどんな人なのか。面接を何度もしたとしても、実際に一緒に働いてみないとわからないこともあるでしょう。採用活動中は、相手がどんな人なのか、採用者も求職者もお互い手探りの状態です。
採用が決まって晴れて一緒に働くことになったのなら、あとは、そのご縁を育てるための職場環境を整えましょう。
医院運営を円滑にするためにも、人材採用と新人の人材育成が必要と心得る
これまでの採用活動で思うような成果を上げられていないとしたら……自分でも気づかないうちに、うまくいかない採用方法をしていたのかもしれません。
医院運営のために、希望する人材を確保するためには、この時代を生きる人の価値観を共有することも大切です。
今後よりよい採用活動がしたいなら、こちらのページで採用力診断をしてみませんか?