日々の業務、本当にお疲れさまです。
毎日の予約の管理は、どんな歯科医院でも必ず発生する仕事。
忙しい毎日の中でつい後回しにされがちですが、実は患者さんとの信頼関係を築くためのとても大切な部分です。
そこで今回は、手軽に使えて頼れる歯科向けの予約管理システムをご紹介します。
少し工夫をするだけで、医院全体がスムーズに回り始めるかもしれませんよ!
予約システムを導入するメリット
予約システムを取り入れると、院内の作業効率が格段にアップします。
患者さんの予約変更やキャンセルがスムーズに処理でき、スタッフの負担が減るのはもちろんのこと、患者さんにとっても利便性が高まります。
若い世代のなかには、電話をかけることにストレスを感じるあまり、Webからの予約ができる医院でないと通いたくないと考えている方も。
そういう方に対しても来院してもらえるようになると、双方にとってメリットですよね。
また、予約のリマインド機能があれば、無断キャンセルの防止にもつながります。
こうした仕組みを取り入れることで、患者さんとのコミュニケーションがもっとスムーズになり、信頼関係を深めやすくなります。
長い目で見れば、医院の評判や口コミにもプラスとなるでしょう。
人気の予約システム7選を徹底比較
デンタマッププラス(ピクオス株式会社)
デンタマッププラスは、歯科医院向けのクラウド型予約管理システム。
受付以外の場所でも、スマートフォンやタブレットからの操作で次回予約をとることが可能です。
また、ネット予約は24時間対応。さらにリマインダー機能で無断キャンセルや予約忘れを防ぎ、患者さんとの接点強化を図ります。
レセコンとの連携が可能なので経営管理もサポートOK。患者リストの管理や分析機能も備えています。
【費用】要問い合わせ
【HP】https://plus.dentamap.jp/
アポツール&ボックス(株式会社ストランザ)
アポツール&ボックスは、予約から来院までの”一元管理”が強みです。
患者のサブカルテの内容が入力でき、予約情報との紐付けが可能。また、患者さんの支払いまでもがアプリを通して行えます。
追加オプションも豊富で、経営分析や顔認証パスの導入も可能です。
必要に応じて異なるシステムを入れる必要がなくなるため、コストカットと業務のシンプル化が叶います。
【費用】初期費用300,000/月額18,000円〜
【HP】https://apotool.jp/
APODENT(株式会社ナルコーム)
APODENTの特徴は、予約情報や患者情報のリアルタイム更新。複数のスタッフがそれぞれのチェアサイドで予約管理をしていても、バッティングせずに予約を取ることができます。
さらに、キャンセルによって予約がなくなってしまった患者さんや、治療途中にもかかわらずしばらく来院がない患者さんをピックアップして、フォローのメッセージを送ることができます。
自分から定期的に来院してくれる意識の高い方だけでなく、検診サイクルから外れやすい患者さんもフォローできるため、リコール率や収益アップにも効果的です。
【費用】初期費用59,800/月額8,000円〜
【HP】https://apodent.narcohm.co.jp/
クリニッククラウドGR(株式会社 ADI.G)
クリニッククラウドGRは、歯科業界初のLINE公式アカウントと連携可能なクラウドサービスです。
LINEのチャットボットを使用した予約完全自動化システムにより、スタッフと患者さんとのやり取りを必要とせず、LINE上で予約確定まで完結させることが可能です。
【費用】要相談
【HP】https://adig.jp/service/clinic_cloud_top/lp001/
ジニー(株式会社DentaLight)
ジニーは、安定経営を目的とした歯科専用システムです。
ユーザーである歯科医院の希望と目的に合わせた3つのプランがあり、いちばんハイレベルなプロプランでは、治療計画作成機能や自費診療の契約に関する進捗共有が可能です。
一つ下のスタンダードプランでも、患者さんの離脱ポイントやスタッフ別の予約継続率を確認することができます。医院の収益アップを支える機能が充実しています。
【費用】要相談
【HP】https://genie-dc.com/
Dentry(GMO医療予約技術研究所株式会社)
Dentryは、自由診療の予約管理に対応したシステムです。
自由診療ならではの細かく複雑な施術内容、それぞれを担当する歯科医師、施術によって変わる所用時間をすべて設定し、予約管理に連動させることが可能です。
また、IVR(電話自動応答システム)が使えるため、Web予約が苦手な人も取りこぼしません。患者さんにとっても、仕事終わりや夜の空き時間などの好きなタイミングで電話予約が取れるため、途中離脱や患者さんの利便性アップに大きく貢献します。
【費用】要相談
【HP】https://dentry.jp/
V-apo(日本ビスカ株式会社)
V-apoは、歯科ならではの複雑な悩みをシンプルに解決できる予約システム。
それに加えて、サポート体制の手厚さが大きな特徴です。導入時の立ち会い・トレーニング・フォローを専任スタッフが全国どこでも訪問を行いサポートします。
また、V-apo専用のコールセンターを設置しており、朝8時から夜21時まで年中無休で相談が可能です。システムの導入がはじめての先生や、デジタルに不慣れなスタッフが多い歯科医院におすすめのシステムです。
【費用】初期費用585,000/月額15,000円〜
【HP】https://visca-v-apo.com/
予約システムの導入は人手不足解決の糸口になる
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予約システムを取り入れることで、日々の医院運営が楽になり、同時に管理精度もレベルアップできます。
とくに、ネット予約や自動リマインダーといった機能は、スタッフの受付業務や電話対応を減らし、患者さんとのコミュニケーションもスムーズに進むようになります。
人材不足の観点でいうと、一定数の衛生士は「受付業務をしたくない」「衛生士本来の仕事に集中したい」と考えています。実際に、受付専任のスタッフを設置し、衛生士は受付に出る必要がないことを求人の強みとしてうったえている医院もよく見られます。
そのため、システムの導入自体が衛生士にとっての働くメリットとなる可能性があるのです。
人手不足からシステムを検討している先生にとっては順番がちぐはぐになってしまいますが、そのような意味でも大きなプラスとなることもあるでしょう。
衛生士不足が課題の歯科業界だからこそ、システムを活用することで、少ない人員でも効率よく業務を進められます。細かい作業はシステムに自動で処理してもらって、大切なスタッフにはより重要な仕事に集中してもらうことがこれかの医院発展の鍵となり得ます。
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予約管理システムを導入を検討している場合は、業務効率化ができている環境として医院の魅力がさらにアップします。
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