不満を持たれる人事評価7選!離職を防ぐ施策とは?

人事制度

「評価制度を導入したが、院内の雰囲気があまり良くならない」
「直接こちらに伝えてはこないが、歯科衛生士や歯科助手が不満を抱えているようだ」

とお悩みの先生方はいらっしゃいませんか?

今回は、「スタッフの満足する人事評価がわからない!」「導入した評価制度のどこを改善すればいいかわからない!」とお悩みの先生方に向けて、不満を持たれやすい評価制度の例と解決策についてご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。

歯科医院の評価制度の問題点

具体的にはどのようなものがあるのでしょうか?
評価制度における7つの問題点を見ていきましょう。

偏った不公平な評価

上手くいっていない人事評価のイメージとしてよく挙げられるのが「評価の不公平さ」
特に多いのが、次の2つです。

院長の主観に基づいて評価を行った場合、スタッフ間の実績や成果が同じでも評価が異なり、公平性が欠如してしまいます。
また、スタッフ側は具体的なフィードバックが得られず、モチベーションの低下や不満につながってしまう恐れがあります。

仲の良いスタッフのことばかり視界に入って他のスタッフはおざなり…なんてことはありませんか?
露骨な贔屓をすることはなくとも、院長の周りの人間関係が評価に影響を与え、努力している他のスタッフが評価の機会を逃してしまうことにつながってしまいます。

不透明な評価

先ほど紹介した「不公平さ」と合わせて挙げられるのが「評価の不透明さ」
具体的な例として、以下の3つを見てみましょう。

スタッフの昇給や賞与を決めている基準は院長しか知らない…ということはありませんか?
評価基準がスタッフに対して不透明だと、スタッフは自分がどのような基準で評価されているのか理解できず、モチベーションの低下や不満が生じる可能性があります。

評価の基準と合わせて評価方法が非公開だと、評価がどのように行われているかスタッフはわかりません。目標がわからないまま仕事を進め、何をすれば良いのかわからず、スタッフの仕事への意欲が低下してしまう恐れがあります。
また、医院への信頼が損なわれて離職につながってしまう可能性があります。

スタッフ一人一人に対して十分なフィードバックを伝えていないと、スタッフは自分自身の強みや改善点がわからないままになってしまいます。
強みや改善点がわからないままだと、スキルアップや成長にはつながりません。

数値目標を重視するあまり、スタッフの頑張りが評価されていない

数値目標が評価の主体となると、スタッフは単なる数値達成に焦点を当ててしまいがちです。
こうなってしまうと、スタッフの知識・技術面での学習意欲や成長意欲が上がらなくなってしまう恐れがあります。

数値目標だけでなく、各個人が持つリーダーシップ、協力性などのコミュニケーションスキルの評価も大切です。
コミュニケーションスキルを軽視してしまうと、スタッフのモチベーションの低下や院内の雰囲気が悪くなってしまう恐れがあります。

これらの問題を放置しておくと、スタッフたちは「院長はちゃんと私のことを見てくれているんだろうか?」「何を基準に評価を決めているんだろう?」と不安や疑念を医院に対して抱いてしまいます。
また、何を目指して頑張ればいいのかわからず、日々の業務を惰性的にこなすようになってしまう恐れも出てきます。

歯科衛生士の不満を解消するための解決策

これらの問題点から生じた不満を解消するためには、公平かつクリアな評価制度を作り、スタッフに対して適切なフィードバックを行うことが大切です。

次の5つの解決策を見ていきましょう。

スタッフと医院、お互いの意見交換の場を設ける

定期的な個別面談を行い、スタッフとの対話の機会を作ります。対話の中ではスタッフが働く中で感じた医院の課題や改善案などを直接聞くことができます。
また、医院からスタッフに対するフィードバックを行い、業務に関する意見や改善点を共有します。

定期的なアンケートを通じてスタッフの意見や不満を収集し、医院が抱える課題や改善点を洗い出します。
ここではスタッフが自由に意見や提案を寄せられるように、匿名で提出ができるアンケートツールを使うと良いでしょう。

医院とスタッフのコミュニケーション

医院の目標を共有することで、スタッフが医院の方針に対して理解を深め、目標達成に向けて医院全体で協力できるような体制を整えます。
スタッフに対して評価制度の仕組みや基準の説明を行い、透明性を向上させることも必要です。

数値以外の頑張りを評価!スタッフのモチベーションにつなげる

スタッフ個人が達成した数値だけでなく、日々の行動や診療の際の対応、セミナー参加への積極性など、スタッフの持っている能力や意欲を評価します。

セミナーや勉強会、技術指導の機会を作ります。スタッフが知識やスキルを伸ばすことができ、なおかつそれを評価する環境を整えます。

数値目標のみに焦点を当てた評価制度では、スタッフ個人のスキルや知識の向上にはつながりません。
特にコミュニケーションスキルは診療や業務の中で欠かせないものです。これらを評価することによってスタッフの持つコミュニケーションスキルや学びへの積極性を伸ばし、院内の人間関係を円滑にしてスムーズな診療につなげることも可能です。

これらの解決策のように、スタッフとのコミュニケーションを通して、院内の課題を洗い出して改善する取り組みが大切になってきます。

評価制度改善による歯科医院のメリットとは?

それでは、スタッフの声を取り入れたり透明性を高くしたりと、改善された評価制度は医院にどのようなメリットをもたらすのでしょうか?
5つのメリットを解説していきます。

スタッフのモチベーション向上と離職率の低減

成果が正当に評価されて賞与や昇給に反映されることで、「目標達成に向けてより努力をしよう」とスタッフのモチベーションが向上します。

また、スタッフの意見を取り入れることで長く働ける職場環境を作り、離職率を下げることにもつながります。

医院全体の生産性と効率の向上

評価制度の中で全体の目標と個人の目標を明確に定め、医院全体の生産性を向上させます。

明確な目標と評価基準を公表することで、何をすれば給与が上がるのかが明確になり、スタッフが業務をより効率的に行うようになることが期待されます。

医院のイメージアップと優秀な人材の獲得

公平で透明性の高い評価制度を導入することで医院の信頼性を高め、院内のスタッフや求職者に対してクリーンで良いイメージを与えます。

評価制度は求職者が医院に興味を持つきっかけになります。
これから伸び代のある若手スタッフや、スムーズに業務をこなせるベテランスタッフのどちらにとっても魅力的な職場となります。

評価制度を導入することで、スタッフと求職者のどちらにとっても魅力的な医院になっていきます。
これらのメリットを実現するためには、公平かつ透明な評価基準の設定、定期的なフィードバックを行うなど、継続的な取り組みが必要です。

まとめ

今回は人事評価の問題点や解決策、改善によるメリットについて解説しました。

人事評価制度は、スタッフの定着や求職者の増加にも関係する重要なものです。また、スタッフの育成など結果的に医院の成長に大きく関わってきます。
導入から浸透までは時間がかかるかもしれませんが、その分定着した際のメリットは大きいため根気良く継続していきましょう。

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リリースの際はこちらのサイトにてお知らせいたします。どうぞお楽しみにお待ちください。

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